7月11日(土)にすこやかプラザにて第3回スキルアップコミュニティ研修を開催しました。今回は支援総合事業について箕面市の北部西南地域包括支援センターの中村勝利様を講師としてお招きし、現状の支援総合事業について講演いただきました。
今回の研修内容は制度についてなので、どのような内容にすることが参加者にとって有意義な研修となるのか、何度もみんなで集まり検討を重ねました。当日はみなさんやっぱり気になっている内容だったようなので豊中市、箕面市、池田市、吹田市と多くの事業所の方々が参加してくださり、34事業所78名の多数の参加がありました。
他の市町村に先立って箕面市が実施している支援総合事業の現状と今後について中村様にお話しいただき、講義の後は12テーブルに分かれてのグループワークでそれぞれの思いや疑問を話し合いました。中村様の講義もとてもわかりやすく、グループワークでも様々な意見が出てとても有意義な研修となりました。
◎変化を拒絶しない
講義の中で中村様は支援総合事業について「国がいったん動かしだした事業は絶対にやめることはない。制度とはそういうものなのでいくら文句を言ったとしても意味がない」とのことをおっしゃっていました。その通りでございます・・・。
私自身も今回の法改正についてあまりポジティブな印象は持っていなかったのですが、国が財政を維持するため(細かく言えばそれだけではないですが)にはそのようにするしかないとの判断で打ち出してきた事業です。介護保険が破たんしてしまえばそれこそ多くの人々が苦しみます。
では新しい制度の中で一事業者として何ができて何ができないのか、制度の意図をよく読み取り自分にできることはなんなのかを考えなくてはいけません。新しい制度が地域の高齢者のそのご家族のまた介護に従事する人たちの笑顔につながるように、制度を前向きにとらえ、そして実施していく中で良し悪しを評価し、自分のできる最善を考えていきたいと思いました。「明日からがんばろう!」そう思えるような研修でした。
次回第4回北摂スキルアップコミュニティは9月26日(土)に開催予定です。内容はケアマネージャーの業務についてを予定しています。現役のケアマネージャーさん達がどういう思いで仕事をしているのかをお伝えしてくれます!楽しみですね!是非皆さんご参加ください(^^)ノ